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IGAWAです!現在は不動産エージェントとして活動しています。保有資格:宅地建物取引士、マンションリノベーションアドバイザー
✔︎この記事で解決できる悩み
・仲介手数料とは?
・仲介手数料の法律上の上限
・交渉が成功しやすいケース
・仲介手数料交渉の具体的な方法
・交渉時の注意点
・仲介手数料を抑える別の方法
・まとめ
引越しは様々な費用がかかるもの。その中でも「仲介手数料」は交渉次第で大きく節約できる可能性があります。
この記事では、仲介手数料とは何か、法律上の上限、そして効果的な交渉方法について詳しく解説します。

目次
仲介手数料とは?
仲介手数料は、不動産会社が物件のオーナーと入居希望者をつなぐ「仲介業務」に対して支払う報酬です。
賃貸契約を結ぶ際に多くの場合、なにも交渉せずに進めてしまうと入居者は家賃の約1ヶ月分程度の仲介手数料を支払うことになるパターンが多いです。
この費用を敷金・礼金などと合わせると、引越し費用の大きな部分を占めることにもなります。
仲介手数料の法律上の上限
宅地建物取引業法により、仲介手数料の上限は「家賃1ヶ月分+消費税」と定められています。
家賃が10万円の物件であれば、仲介手数料の上限は11万円(消費税10%の場合)となります。
この上限額は「最大でもこれだけ」という意味であり、必ずこの金額を支払わなければならないわけではありません。
交渉次第で値引きしてもらえる可能性は十分にあります。
交渉が成功しやすいケース
簡単に交渉がしやすいケースと理由をまとめてみました。
- 競争の激しいエリア: 不動産会社が多く競合しているエリアでは交渉の余地が大きい
- 空室率の高い物件: オーナーが入居者を確保したい場合
- 自分で物件を見つけた場合: SUUMOや不動産ポータルサイトで自分で見つけた物件
- 繁忙期を避けた時期: 1〜3月の繁忙期以外の閑散期
不動産会社が多いエリアは店舗ごと見積もりを取るいわゆる相見積もりなどをして交渉すれば、他の店舗に取られるぐらいならと比較的値下げ交渉に応じてくれる場合が多いです。
仲介手数料交渉の具体的な方法
1. 早めのタイミングで交渉する
交渉のタイミングは物件を見る前や契約前の早い段階で交渉するのがベストです。
内見後や契約直前では雰囲気的にも交渉がしずらくなるので、できれば早いタイミングで交渉してみるようにしましょう。
2. 複数の不動産会社で相見積もりをとる
上記でも述べましたが、一つの不動産会社だけでなく、複数の会社を訪問して条件を比較しましょう。
その際、「他社では仲介手数料が半額になる」などの具体的な条件を出すと交渉しやすくなります。
3. 率直に値引き交渉をする
交渉する際のコツとして遠回しな言い方は避けたほうがいいです。
「仲介手数料は半額にしていただくことは可能でしょうか?」など、はっきりと交渉の意思を伝えるほうが無駄な読み合いをせずにすみます。
しっかりとした担当の人であれば、わかりやすい理由とともに値下げが可能かどうか伝えてくれます。
逆に、はっきりと伝えたにもかかわらず、中途半端な回答が返ってきた場合は別の会社に依頼するなどしたほうがいいかもしれません。
4. 即決をアピールする
条件が合えばすぐに契約する意思があることを伝えることで、交渉が成功しやすくなります。
例文: 「仲介手数料を○○円にしていただければ、今日中に契約したいと思います。」
5. 複数物件を検討していることをアピール
他にも検討中の物件があることを伝えると、不動産会社側も譲歩しやすくなります。
例文: 「いくつか候補物件があり、仲介手数料も含めて総合的に判断したいと思っています。」
まとめ

今回は賃貸を借りる際の初期費用を安くするための方法を解説しました。